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2014-08-23

増加傾向にある孤独死の問題

東京23区の平成25年中の孤独死数は4500人とも言われてます。
「誰かに看取られることもなく、人知れずひっそりと自室で死亡し、死後何日も経ってからようやく亡くなったことを気づいてもらえる・・・」

孤独死の原因は様々ですが、郊外が過疎化し、人々が都市部に集中する一方で「人が多いハズ」の都会におけるコミュニケーションの希薄化が危惧され、一人暮らしの人が誰にも気づかれることなく死を迎える「孤独死」が後を絶たないのが現実です。

孤独死は孤立死とも呼ばれ、旧来から使われていた言葉ではありますが、1995年1月に起きた阪神・淡路大震災で被災した人が、長期に及ぶ慣れない仮設住宅暮らしの最中、誰にも助けを求めることができないままに亡くなったことを伝えた地方新聞紙の報道で、改めて世間の耳目に触れるようになった言葉です。

日本の人口の1/10に相当する1200万人が住む大都会東京のさらに中心部に位置する23区で、2013年内に孤独死した人は実に4500人にものぼります。

孤独死の現状

そのうち半数以上は65歳以上の高齢者で、離婚や死別で独り身となり、いつしか外出も減っていき、次第に社会と関係性が疎遠になる。
そうして、ひっそりと暮らすうちに病気や事故、老化、時には自殺によって人知れず命を落としてしまうケースが多いようです。

参考:東京都監察医務院「東京23区における孤独死統計」

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